処理業者として選ばれる理由
松田清掃には、お客様と共に、地域と共に、廃棄物適正処理に徹してきた信頼と実績があります。
松田清掃が優良認定業者であることの重要性
事業者は自らの産業廃棄物を適正に処理する責任があり、処理委託後も最終処分が終了するまでは責任を免じられるものではありません。仮に違法な処理が行われると、行政処分を受け社会的信用の失墜につながりかねません。私たちは、お客様の廃棄物を確実に処理してきた信頼と実績があります。松田清掃が優良認定業者であることはお客様にとっての安心・安全・適正につながっているのです。
優良認定業者とは
都道府県・政令市において、産業廃棄物処理法に基づき優れた能力と実績を有することで優良認定基準に適合すると認められた処理業者をいいます。
優良認定業者の認定基準は
・遵法性 ・事業の透明性 ・環境配慮の取組 ・電子マニフェスト ・財務体質の健全性 (環境省の優良さんぱいナビ、産廃情報ネットで検索できます)
エコアクション21の認証登録による環境経営
松田清掃株式会社は、平成18年にエコアクション21認証登録し、継続して環境に配慮した経営活動を行っています。省エネルギー、廃棄物の削減・リサイクル、節水、化学物質の削減、グリーン購入、環境コミュニケーションなど積極的に取り組んでいます。この活動は毎年数値目標を設定し結果を審査機関に提出し審査され認証登録されています。
蛍光管処理20年、乾電池処理10年の経験と実績
松田清掃が廃蛍光管の破砕処理の許可を取得して産業廃棄物処理を開始したのが平成13年8月、今から20数年前ですが、当時は蛍光管・乾電池を処理する業者は国内でも数える程度でした。それまで蛍光管・乾電池に含まれる水銀の有害性があまり理解されずに、不燃ごみに混ざって埋立処分される事もありました。このような危険性を見過ごす訳にはいかないという思いで1年がかりで準備をし、ようやく下関市の許可を得て蛍光管処理事業を開始しました。その後、乾電池の中間処理も開始し、自社の処理施設で安全に処理を行っています。
法令遵守とマニフェスト管理
お客様の産業廃棄物を受付ける際は、必ず廃棄物の性状を確認し、処理品目が当社の施設において適切な処分が可能であることを確認したうえ委託基準に沿って書面で契約を締結します。搬入の際は、計量とマニフェスト管理票を欠かさずに、収集運搬・中間処理・最終処分が完了するまで責任を持って廃棄物の流れを把握します。すべての処分が完了したことを確認してマニフェストE票返却と同時に報告します。
マテリアルリサイクルとサーマルリサイクル
(セメント製造代替エネルギーおよび原料化)
当社に持ち込まれた産業廃棄物は徹底的に分別した後、自社の大型破砕処理機で破砕し、リサイクルの目的(搬入先)ごとにフレコンに振り分け一旦保管します。その後一定量ずつ各リサイクル処分場(それぞれの再生施設)に搬入し、全量が製造原料として再資源化されるか、または熱源として利用されてリサイクルが完了します。
①廃プラスチックの再資源化 マテリアルリサイクル
ほとんどのプラスチックは石油からできていますが、製法・用途により構造が異なるため種類がたくさんあります。当社は出来る限り種類ごとに分別して素材ごと再生資源として利用しています。例えば、ペットボトル、発泡スチロール、ポリエチレン、ポリプロピレン等の再資源化
②セメント製造原料および熱源として再生利用 サーマルリサイクル
混合系プラスチック類や繊維・木くず等の混合廃棄物は、破砕処理した後、県内のセメント製造工場に搬入しリサイクルされます。当社が搬入した廃棄物は、セメント製造燃料である石炭の代替エネルギーとして使用され、残渣(灰)はセメントキルン内でそのままセメントとして取り込まれます。天然燃料の使用削減になり温室効果ガス大幅削減になります。
③ガラスくずの再資源化 マテリアルリサイクル
ガラスくずは、白・茶・雑色に選別処理し、一旦コンテナで保管します。その後契約したガラスリサイクル工場に搬入します。当社が搬入したガラスくずは種類ごとに更に粉々にされてガラス製品の原料になり一部は断熱材に使用されています。
④OA機器類、小型家電等、金属くずの適正処理と再資源化 マテリアルリサイクル
金属くずやレアメタルを多く含むコンピュータや小型家電・電子機器類は、今や世界的に都市鉱山と呼ばれ再資源化されていますが、
実は、希少価値のある部材を抽出するまでには相当な手間を要します。一時は国内からリサイクルの名のもとに産業廃棄物が発展途上国に大量に輸出され、現地で環境破壊が起こりました。 当社は自社の処理施設においてまず可能な限り手分解し、種類ごとに保管し、有効な資源として国内のリサイクル施設へと搬入します。搬入後は鉄鋼原料等として国内の鉄鋼メーカーで再資源化されます。
⑤古紙 安定的にリサイクル マテリアルリサイクル
新聞・雑誌・段ボール等の古紙が確実にリサイクルされる為には、国内外の古紙の需要や、古紙の市場取引価格に左右されることなく安定的に古紙問屋および製紙工場に収めるパイプがあることがとても重要です。
松田清掃は、国内外に流通網を持つ大手古紙問屋と古くから提携しており、確実に製紙工場で古紙原料としてリサイクルされています。